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世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

お金のない社会を語り合う

「お金のない社会が軌道に乗ったら?」(2013年10月04日)

「軌道に乗るって?」
「試練を乗り越えて何事も順調に上手く行くってことよ」

「学校の教育方針も結婚制度も変わるんだろうね」
「会社の社長っていなくなるんだろうか?」
「みんなが労働者となるんだろうね」
「労働者ってなんとなくイメージが良くない(笑)」
「働く人たちって言えば?」
「同じような気がする(笑)」

「働く時間は少なくなるよね」
「生産や物流など滞らないようにすればいいよ」
「自分に合う仕事が見つかるまで転職してもいいしね」
「多くの仕事を経験したかったら転職も楽しくなるよ」
「天職が見つかるまで転職だ(笑)」

「旅行なんか楽しいと思うよ」
「運賃はタダだし外食もタダだし宿泊もタダだし(笑)」
「可愛い子供には旅をさせろって言うから
 子供が望めば一人旅も良いんじゃないかな~?」
「ナビ付きの携帯を持っておけば親も安心よね」

「子供が一人で旅をしていると・・・
 『坊やどこまで行くんだい?』『行けるとこまで』ってね」
「楽しい経験になると思うな~♪」

お金を稼ぐ必要のない社会はどんな社会?
みんなが人生を楽しめる社会だと思いますよ。

「もっと楽しいイメージをしてみましょうか」



  「お金のない社会の生き方は」(2013年10月05日)

「すべてが無料なら働かなくてもいいの?」
「そうじゃないよ」
「だってお金を稼ぐ必要がないんでしょ?」

「得るために働くのがお金の要る社会
 与えるために働くのがお金のない社会なんだよ」

「与えるだけじゃ得ることができないじゃないか」
「みんながボランティアで働くとどうなる?」
「・・・・?」
「必要なものを必要な量だけ作るんだよ」
「みんなが必要とするもの?」
「そうだよ」

「誰もお金を要求しないんだったらタダだよね?」
「そうなんだよ」
「お金を得るために働くんじゃないんだね」
「だから、生き方が変わるんだよ」

「恋愛事情も変わるんだろうね?」
「高収入、高学歴はまったくなくなるよ(笑)」
「どんな人を選ぶんだろう?」
「人間性を重視するよ」
「見た目もでしょう(笑)」
「好みと言うのがあるからね」

「自分の理想の相手を見つけるにはどうすれば?」
「自分が理想の人になることがいいかもしれないね」
「人の成長の仕方が変わってくるんだね」

「人と比較して成長するんじゃないんだよ」
「競争は成長のために良いって聞いたよ」
「自分と競争することが良いよ」
「どういうこと?」
「昨日までの自分との競争だよ」
「なるほど、昨日の自分よりもっと良くなるってことね」

「人と比較するのではなく自分と比較するの」
「これなら誰にも迷惑はかからない(笑)」
「すべては自分自身なんだよ」

「自分が成長すれば社会が成長する」
「良いこと言うね~♪」



  「お金のない社会の考え方は」(2013年10月06日)

「お金のない社会の生き方はわかったけど
 考え方は違うの?」
「考え方で生き方の行動が決まるんだよ」

「で、どんな考え方が良いと思うの?」
「細胞と体の関係は覚えてるだろ?」
「一人の体は37兆個の細胞で出来ているってこと?」
「そうね」
「個は全体のために存在するってこと?」
「そうだよ」

「それで?」
「自分さえ良ければいいって思ったことある?」
「そんなこと思ったことないよ」
「思っていなくても、そうしていることはないの?」

「どんなことだろう?」
「買溜めとか預貯金とか蓄えることだよ」
「それは・・・・常識でしょう?」
「当然だと思うことが罪悪感をなくしているんだよ」
「そんなこと言ったって・・・・」

「飢餓や貧困で苦しんでいる人たちを知ってる?」
「世界的に見ればいっぱいいるよ」
「経済大国のアメリカや日本でもいるのは知ってる?」
「・・・・・」
「飢餓で苦しんでいる人の前で大食い大会ができる?」
「・・・・・」
「体で言えばすべての細胞が健康じゃないと困るんだよ」
「世界中の人が健康なら地球も健康でいられるんだね」

「周りの人を幸せにすれば幸せの中で生きていける」
「そんな話も聞いたね♪」
「人に迷惑をかけないことは大切だけど
 まず、人が喜ぶことをしようという考え方がいいよ」
「まず、自分が幸せになることばかり考えていたよ(笑)」
「同時進行が大切だと思うよ」

「別々のことは同時にできないよ」
「常に同じ価値観で考えることが大切なんだよ」
「体と一つの細胞との関係という考え方だったね」
「お金のない社会は考え方がシンプルなんだね」



  「お金のない社会の楽しみ方」(2013年10月07日)

「生き方考え方はなんとなくわかったけど
 それで本当に楽しい人生になるの?」
「楽しいという基準は人によって違うだろうよ
 でもね、個人の自由さは多くなるんだよ」

「お金を稼ぐ必要はないからね♪」
「お金の要る社会ではお金は自由を得るために
 必要だと言う経済学者もいたくらいだからね」

「生活に必要なものを手に入れることができれば
 自分らしく生きていけることに焦点がいくよ」
「自分がやりたいことが出来るってことよね?」
「そうだよ、何にでもチャレンジ出来るんだよ」

「やるべきことさえしっかりやっておけば
 やりたいことが自由に出来る」
「やりたいことがやるべきことでも楽しいよね」

「やるべきことって働くことでしょ?」
「そうだよ、どんな社会でも働くことは生きること
 お金を稼ぐことではなく生きるために働くんだよ」

「趣味がそうなるといいな~♪」
「趣味が義務になると辛いけどね(笑)」
「それでも楽しいと思うよ」
「転職は自由に出来るんだからね」

「それに働く時間も少なくなるんでしょ?」
「そうだよ、勤務時間も自由に変えられるしね」
「ラッシュアワーってなくなるんだろうね」
「そうだよ、行楽地も混雑することもないしね」

「働く時間は少なくて、自由な時間が多くなる
 自分の人生をどのように活かすか?楽しみだね」
「お金を稼ぐ必要がないって素晴らしいことなんだ」

「自分の人生のシナリオを自由に描くのは楽しいね」
「ワクワクすることはまだまだいっぱいあるよ」



  「お金のない社会の作る楽しみ」(2013年10月08日)

「お金の要る社会では売れない物は作れない」
「そうだよね、売るために作っている(笑)」
「資本主義社会は消費社会と言われるくらいだから」

「お金のない社会では作る楽しみってあるの?」
「作るって生産のことだよね」

・せいさん【生産】(ヤフー辞書より)
1 生活に必要な物資などをつくりだすこと。
 「米を―する」「大量―」
2 人間が自然に働きかけ、財・サービスを
 つくりだし、または採取・育成する活動。
3 出産。しょうさん。

「出産はさておき物作りを考えてみようか(笑)」
「自分が出来ることで社会貢献することが必要
 って言っていたよね?」
「お金のない社会での必要条件だね」
「自分が作ってみたい物は自由に作れるの?」
「そうだよ」

「社会の役に立つものじゃないと意味ないよね」
「そりゃあそうでしょ、自分専用だったら趣味だよ」
「お金のない社会だったら頑張らなくなるって
 いろんな人が言っていたよ」
「お金が儲かるから頑張れる人はそうだろうね(笑)」

「お金のない社会の頑張るきっかけはお金ではなく
 自分が認められたいって欲望だと思うよ」
「世の中の人たちをビックリさせるような発明とかね」

「食べれば食べるほど健康になれる野菜作りとかね♪」
「魚なんか養殖場がいっぱい出来て、魚釣りの好きな
 子どもや家族連れで収穫をするとかね(笑)」
「これが趣味と実益を兼ねるって言うやつね(笑)」

「人手が多いから山林も整備されて木を使った
 家造りや薪ストーブなんかが流行るだろうね」
「電気なんか無公害の自家発電が当たり前になるから
 エアコンも気兼ねなく使えるよね」
「電気製品も機種は減るだろうね」
「本当に良いものしか作らなくなるからね」

「資源の無駄がなくなるってことだよね」
「そう言えば大規模リサイクルセンターはすごいよ」
「すべての生産物が回収されて再利用されるんだよね」
「完全循環型社会の実現だからね」

「作る楽しみはもっともっとあるよ」



  「お金のない社会の災害避難」(2013年10月09日)

「近ごろ天災が多くなってきたけど・・
 お金のない社会の災害対策はどうなるの?」
「天災を無くすことは出来ないけど
 天災から被害を抑えることは出来るよ」

「大震災や大津波が予測されているよね
 大災害は防ぎようがないんじゃないの?」
「お金の要る社会では移動が困難なんだよ
 お金のない社会では移動が簡単に出来るからね」

「移動が簡単って?」
「お金のない社会では所有権というのがないの、
 だから必要な集団移転はすぐにでも出来るんだよ」
「予測される大震災が起きる場所と時期がわかれば
 希望者を安全地域へ自由に移住してもらうんだね」

「大都会の人口密度が減るだけで危険度は減るね」
「完全に無人地帯には出来ないだろうけどね」

「避難と言えば酷暑日なんか必要だと思うよ」
「集中豪雨なんかと同じに考えたほうがいいね」
「集会所や体育館って不便じゃないの?」
「お金のない社会ではもっと楽しいよ」

「避難場所が楽しい場所なの?」
「そうなんだよ」
「何々?」
「お金のない社会では娯楽設備が増えるんだよ」
「仕事量が減るから?(笑)」
「それもあるけどね」
「避難場所として作るんだよ」

「どういうこと?」
「映画館、ゲームセンター、演芸場や保養所など
 多くの人が集まって楽しめる所が避難場所なんだよ」
「これなら避難したくなるよね(笑)」

「施設を頑丈に作って震災でも壊れないように
 みんなが集まれば安心できるし退屈しない」
「いいですね~♪」
「これってお金の要る社会でも出来るんじゃ?」
「ムリムリ、お金のかかることはやらないよ(笑)」



  「お金のない社会のエンタメ」(2013年10月10日)

「エンタメって何?」
「エンターテイメントの略だよ」

・エンターテインメント(ヤフー辞書より)
1 娯楽。気晴らし。また、そのための催し。
2 演芸。余興。

「お金のない社会での映画や音楽はどうなるの?」
「プロとアマの垣根がなくなるよ
 今の映画会社や音楽制作所は継続するだろうけど
 本格的なアマが多くなって楽しみが増えると思うよ」

「ユーチューブのような利用者が活躍するの?」
「そうだよ、人気のアーティストは音楽製作所が
 取り上げてくれてテレビにも出演したりしてね(笑)」
「すべてが無料の社会だからいくら聴いてもタダ(笑)」

「音楽に限らず絵画やお笑いや映画作りも
 専門家が評価してくれれば第一線で働けるよね」
「そのためには専門学校が出来るといいね」

「職業訓練所のような専門学校はいっぱい出来るよ」
「エンタメ専用の学校ね」
「それもだけどね、仕事に合わせた専門学校だよ」

「日本の伝統芸や伝統文化の保存のための学校?」
「そうだよ、素晴らしい技術は存続させなきゃね」
「お金のない社会って本当に必要なものは
 いつまでも存続するために頑張ることが出来るんだね」

「存続で思い出したけど地方の祭りも盛んになるね」
「街でも田舎でも楽しいことはいっぱいある(笑)」

「見ることも楽しいけど、参加することが楽しいよ」
「子どもたちの夢も大きく膨らむんだろうね♪」
「可能性が高くなると大人たちも応援したくなるよ」
「子どもも大人もワクワクする社会は明るいね(笑)」



  「お金のない社会の物流・循環」(2013年10月11日)

「お金のない社会の物の流れはどうなるの?」
「地産地消が基本だよ」
「そうすれば輸送のムダが省けるよね」
「農作物は出来るだけ多くを生産したほうがいいね」

「作りすぎたらムダじゃないの?」
「そうじゃないよ、農作物が作れない所もあるでしょ?
 異常気象や大雨で生産できない所にも流用出来るしね」
「自国の自給率を100%にする必用はあるよね」

「それでも余る程出来たらどうするの?」
「余った生産物は外国へ上げればいいんだよ」
「おすそ分けって感じね♪」

「あらゆる生産物も地産地消が良いんじゃないの?」
「そうだね、電気製品も車なども今まで通りに作るけど
 大規模リサイクルセンターが各地にあると便利になるよ」

「どのようになるの?」
「大規模リサイクルセンターはすべての製品を回収する
 そして再利用できるものはすべてそこから物が流れる」

「中古品も新品同様のレベルだったら問題ないよね」
「資源を無駄にしないことも大切なんだけどね
 人の意識を変えることにも役に立っているんだよ」

「新品同様と人の意識改革のつながりは?」
「物も人も早いうちにメンテナンスをやるとね
 故障も病気もない健康な状態でいられるんだよ」
「壊れるまで使うんじゃないってことね?」
「壊れないように大切にするってことだよ」

「こまめなメンテナンスはお金がかかるからね」
「だから、お金のない社会では・・・・ね(笑)」
「うん、わかるよ(笑)」



  「お金のない社会は夢の世界じゃない」(2013年10月12日)

「お金のない社会は素晴らしいと思うけど
 なぜ、みんなはお金を大切にするんだろうね?」
「お金があるから秩序が保たれていると信じてる
 そう思っている人は多いよ」

「お金は便利な道具だと思っている人も多いよね」
「便利だから大切だとは限らないよ(笑)」
「お金がなくなることの不安って何だろう?」
「お金の要る社会からお金のない社会へ移行する
 そうすると誰も働かなくなると思っているかもね」

「現実がそうだから?(笑)」
「現実ではお金が貰えないと何もしないよね」
「お金のない社会だったら関係ないのにね」
「理解してもらうにはどうすればいいの?」

「江戸時代の人に飛行機や携帯電話の話をして
 理解してもらうこととどちらが難しい?(笑)」
「どちらも難しいね~(笑)」

「お金のお陰で文明は発達したと言う人もいたよ」
「そっか~♪お金がね~♪
 すべては人間のお陰なんだけどね(笑)」
「お金は何も作ってはくれないんだよね(笑)」

「お金がないと何も出来ないシステムだからね」
「お金がなくても人は何でも出来るのにね」
「バカなシステムを変えようと思わないんだろうね」
「人間って本当に困らないと変えようとしないんだよ」

「本当に困ったらって?」
「危険が自分のこととして考える危機感かな?」
「大震災や大津波の被害を思い出したよ」
「経済活動でも人の命はいっぱい失われたからね」
「経済戦争と言われるくらいだから」

「経済大国のアメリカでさえ借金大国で破綻しそう」
「お金の流通はもうダメだね」
「お金の流通より心の流通が大切なんだね」
「助け合いにお金はないほうがいいんだよ」
「助け愛と言うくらいだからね」

「人と人とがもっと交流することが必要だね」
「そのためにはお金はなくしたほうがいい」
「たったそれだけのことなのに」
「人間も自然と同じようにシンプルがいいね」
「お金のない社会は夢の世界じゃないよね」



  「お金のない社会は世界のお手本」(2013年10月13日)

「お金のない社会は世界が同時じゃなきゃ
 実現しないって誰かが言っていたよ」
「日本だけお金を廃止することは出来ないと思うよ
 世界から軍隊を無くすことに似ているからね」

「一斉に廃止できないのならどうすればいいの?」
「まず日本がお手本になることだと思うよ」
「お手本って?」
「日本が軍備を無くすより簡単なことだけどね
 地域通貨って知っているだろ?」

「地域だけにしか通用しないお金のことでしょ?」
「そうだよ、
 日本国内だけしか通用しない通貨を作るんだよ」
「新しく通貨を作るってもったいないよ」
「通貨といっても電子マネーだよ、ポイントだよ」
「形のない単なる数字だね(笑)」

「貢献ポイントという電子マネーを使うの」
「お金のない社会と違うんじゃないの?
 お金が貢献ポイントに変化しただけじゃないか?」

「お金の要る社会からお金のない社会へは
 順番に通過しなければならない過程が要るんだよ」
「通貨と通過ってダジャレ?(笑)」
「だね(笑)」

「日本国内ではポイントがお金の代わりになるけど
 ポイントは資産運用や財テクに使えないんだよ」
「単なる支払いのみってことね?」
「そしてベーシック・インカムを導入するんだよ」
「ベーシック・インカムって?」

・ベーシック‐インカム(ヤフー辞書より)
所得補償制度の一。
すべての国民に、政府が生活に足る一定額を
無条件で支給するもの。

「すべての国民にポイントを支給するんだよ」
「そうすれば誰もお金で困る人はいないんだね?」
「そうだよ、すべての国民が健康で生活出来るよ」

「それで日本が世界のお手本になれるの?」
「外国との取引にはお金は使うけどね
 日本は一つの家族という考え方を知ってもらうんだよ」
「家族はお金のやり取りはしないもんね」

「そして次のステップがあるんだよ」
「次のステップって?」

・・・次のステップは想像できますか?・・・



  「お金のない社会は世界平和の始まり」(2013年10月14日)

「日本がお手本になって、次のステップは?」
「世界中が注目することは想像できるよね?」
「過去になかったシステムだから注目するでしょ」
「同じことが出来ないかの問い合わせが多くなるよ」

「日本と同じことが出来るんだろうか?」
「それはね次のステップを提案すると実現できるよ」
「どんな提案するの?」
「それは世界が一つの家族になるんだよ」

「言葉も文化も風習も生き方も違うのに?」
「そんなこと関係ないんだよ」
「宗教戦争だって起きてるじゃないか」
「そのために日本がお手本になる必要があったんだよ」

「宗教戦争と日本のお手本と関係あるの?」
「日本はいろんな宗教が存在するのに平和に生活してる
 互いを認め合い互いを尊重するお手本なんだ」
「日本人の助け合いの精神に沿った生き方なんだろうね」

「どこの国でも物が満たされるわけじゃないよ」
「たしかに何かを輸入しなきゃ国が成り立たないと思う」
「そこで次の提案するんだよ」
「何を?」

「日本の最新技術をすべての国に提供すること」
「どんな技術?」
「砂漠の緑化、海水の淡水化、最新医療、林業や農業
 車や電気製品などの生産、循環型社会システムなど」

「日本と同じような国にすることなの?」
「そうだよ」
「世界中が日本のようになったら汚染は問題ないの?」
「中国のような国が世界中に広がると困るけどね(笑)」

「だから日本がお手本にならなきゃいけなんだね?」
「よくわかったね(笑)」

「それでも国によって得て不得手があるんじゃないの?」
「そこから本当の助け合いが始まるんだよ」
「物余りの国から物不足の国へ物流が起きるんだね?」
「そうだよ」

「できるだけ自国ですべての自給自足の努力するけど
 不足する物は余る所から補ってもらうんだよ」
「だから、お金の要る社会では実現出来ないんだね?」
「そうなんだよ、お金のない社会はすべての者と物が
 自由に移動できるからなんだよ」

「それに必要なものを必要な量だけ作れば良いしね」
「お金の流通から心の流通の意味がわかったよ(笑)」

「世界が一つになったら国境はどうなるの?」
「国境はあってもなくても関係ないよ」
「何で?」
「自由に出入りできるんだから(笑)」
「文化も風習も尊重すれば誰も嫌がる人はいないよ」

「そうなると戦争も紛争も飢餓も貧困もなくなるね」
「助け合いってそう言うもんだよ」
「簡単なことが出来なかったことが不思議なんだね」



  「お金のない社会は心の引越し」(2013年10月15日)

「お金のない社会の生き方や考え方はわかったけど
 お金の要る社会の中ではどうすればいいの?」
「お金の要る社会はお金を稼がなきゃいけないけど
 お金のない社会の生き方考え方はとっても役に立つよ」

「どんなふうに役に立つの?」
「周りの人を幸せにするとか、役に立つことをするとか
 自分が必要とされる人になりなさいとか言ったでしょ?」
「うん、聞いたよ。
 でもね、それだけじゃいけないような気がする」

「お金の要る社会では損得勘定が大切なんだけど
 損得勘定より尊徳感情を重視することが必要なんだよ」
「損得勘定と尊徳感情の違いは?」
「頭で考えるのが損得勘定、心で考えるのが尊徳感情」

「頭で考えるか心で考えるかの違い?」
「そうだよ。本当は魂の想いが良いんだけどね」
「思考より感情が優先するってことなの?」
「そうだよ。心が喜べが罪悪感がなくなるんだよ」

「喜べば笑顔になれるよね?」
「笑顔は多くの人を喜ばせてくれるんだよ
 多くの人が喜ぶことで収入が増えていく。
 だから『お金は後からついてくる』って言うだろ?」

「損得勘定より尊徳感情のほうが大切だと言ったのが
 今になってようやくわかったよ(笑)」
「お金の要る社会でもお金のない社会でも
 尊徳感情は基本的な生き方なんだよ」
「お金を求めるから尊徳感情が蔑ろにされたんだね?」

「お金のない社会では尊徳感情は当たり前だよ。
 だからね
 心がいつでも引越しできるようにしておくことよ」
「思考は置いておいたほうがいいの?(笑)」

「思考は置いておくことは出来ないよ(笑)
 思考はね、心に相談するクセをつけておくといいよ」
「思考より心優先ってことね?」
「そうだよ、よくわかったね♪」


一つ紹介したい映画があります。
「美しき緑の星」
https://www.youtube.com/watch?v=ow9YT5Jbb1c

未来の原始的生活という感じです。
本当の自然との共生を教えてくれています。
これが理想郷と言えるかもしれませんよ。



  「お金のない社会は自己啓発」(2013年10月16日)

「美しき緑の星の映画を見た?」
「うん、見たよ」
「あの中で静寂の集会ってあったでしょ?」
「大勢の人が野原の上で思い思いに座ってる
 みんな黙っているけど時折みんなが大笑いする」

「何してるんだろう?」
「自己啓発をしたり、脳を使っていろんな
 情報をもらっているんだよ
 情報は波長を合わせれば情報が入るんだよ」

・じこけいはつ【自己啓発】(ヤフー辞書より)
本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な
成長を目指すこと。また、そのための訓練。

「脳が情報をもらう?」
「そうだよ、脳は発信も受信もできるんだよ」
「脳が無線機みたいなことができるの?」
「そうだよ♪」
「テレビやラジオみたいなもんだね(笑)
 直感とかひらめきもその一種なの?」
「そうだよ」

「そういうことが自然とできるの?」
「お金の要る社会では損得勘定で生きるでしょ?
 損得勘定のために使っているからできなかったの」
「損得勘定がなくなるとできるようになるの?」

「損得勘定で考えている時って雑音が多い状態ね
 例えば大勢の雑談の中から一人の声を聞くようなもの」
「雑談の人数が少ないほど声が聞こえやすいんだね」

「瞑想もその一つだけど本当の自分とつながるとか
 宇宙とつながって一体感になるとかいろいろあるよ」
「瞑想って難しいの?」
「普通の生活をしながらでもできるよ」
「静かな状態はなかなかできないよ」
「周りの状況に惑わされないように心を静寂にすればいいよ」

「頭の中で『あ~だこ~だ』って考えるからダメなんだ(笑)」
「考えることは止められないけどね、
 考えることをシンプルにすればいいんだよ」
「シンプルに考えるって?」

「だから損得勘定で考えないことって言ったじゃないか(笑)」
「そうだね(笑)」
「プラス思考はとっても役に立つんだよ」
「マイナス思考はあ~だこ~だって考えるからね(笑)」
「誰もがすぐにできることはないけど脳次第だね」

「コツがわかれば簡単な気がする」
「脳が持っている能力がすべて引き出されればいいね」
「お金の要る社会は考えることが多いからね~(笑)」
「それはそれで成長のために必要だけどね」

「次のレベルの成長が必要なんだね」



  「お金のない社会は体験で学ぶ」(2013年10月17日)

「お金のない社会なら勉強の内容も変わるよね?」
「経済の仕組みを学ぶことはないよね(笑)」
「理科も算数も国語も社会ももっと簡単がいいな」
「教室の中だけではなく体験学習が増えるだろうね」

「百聞は一見に如かずと言われたことがあるけど」
「確かに、いくら聞いても一度見れば理解は早いね
 でもね
 百見は一体験に如かずという言葉もあるからね」

「体験しなきゃわからないことは多いよね?」
「喜怒哀楽の感情は体験しない限り無理だからね」
「どんな体験をしたらいいんだろう?」
「人がやりたがらないこともやっておきたいね」

「学級委員とかトイレ掃除の当番とか?」
「そうだね、人としてどう生きるかも学べるね」

「大人になってもいろんな仕事をしたほうがいいよね」
「お金の要る社会なら営業とか接客がいい勉強だよ」
「相手の立場で考えるクセがつくんだね」

「いろんな人の気持ちを考えて生きているとね
 不思議なことが起きてくるんだよ」
「どんなこと?」
「相手の気持ちがよくわかるの」
「空気を読むってよく言うけど心を読むって感じ?」
「そうね、表現はいろいろだけどまだ次があるんだよ」

「次って?」
「いろんな人の立場を経験しているから
 自分の中にいろんな人の立場の自分がいるの」
「・・・・?」
「自分一人でも多くの人と会話できるってことよ(笑)」

「そりゃあ便利だ(笑)」
「そして・・・」
「そして? まだ次があるの?」
「うん、自分以外の存在とお話する練習が出来る♪」

「自分以外とお話できるといいよね」
「単なる便利だという訳じゃないからね」
「ほかに何かあるの?」
「宇宙は一つだと感じるんだよ」

「宇宙は一つだと感じるって?」
「宇宙は自分だということ」
「誰でも宇宙の一部だって知ってるじゃないか」
「知っているのに戦争や殺人をするのはなぜ?」

「一人一人自分を主張しているから?」
「そうだよ、知ることより感じることが大切なんだよ」
「すべてを自分の事のように感じることなんだね」
「そういうこと」
「いいな~、こんなの学校じゃ教えないよね(笑)」

「人が進化するためには体験で学ぶことが必要なんだ」
「気付くことは大切だって聞いたことがあるよ」
「そうだね、気付きは成長のきっかけを作るからね♪」



  「お金のない社会の成功者」(2013年10月18日)

「お金のない社会がどんな社会か話したけど
 退屈だと思う人はいっぱいいるんじゃないかな?」
「お金の要る社会は競争社会だからね(笑)」

「競争が好きなんだろうね」
「競争の楽しみ方がたくさんあるからね」
「競争は成長のためにもなるって言うからね」

「競争の悪い面って何だろう?」
「競争は勝ち負けの仕組みを作ってしまうよね」
「勝ち負けが良くないんだろうか?」
「相手の気持ちを考えたらどうだろう?」
「勝負に勝って優越感を感じる喜びもあるよ」

「他人との競争より自分との競争のほうがいいって
 以前言ってたよね?」
「他人との勝負に負けても嬉しいことってあるでしょ?」
「以前より自分のレベルが上がったって感じよね」
「自分の夢や目標に近づいていると実感できるんだね」

「そういえば夢が実現すると成功者と言われるよね」

・せいこうしゃ【成功者】-日本国語大辞典
目的を達成した人。多くは、事業などに成功して
地位や富を得た人をいう。

「成功者の多くはお金持ちだと思わない?」
「お金持ちになることが成功者だと思ってる人もいるよ」
「お金は自由を得るための道具だと言う人もいるから
 夢や目標を達成させるためにお金を求めるんだろうね」

「お金のない社会の成功者はお金を必要としない?(笑)」
「お金のない社会の成功者はどんな人だろう?」
「人から感謝される人?」
「人から必要とされる人?」
「人に喜びや希望や夢を与えられる人?」
「あまり努力しなくても成功者になれる気がする(笑)」

「自然の中で働くとすべての存在が成功者に見えるよ」
「すべての存在って?」
「木や草や虫や鳥、空気や水や土などすべての存在よ」
「すべてが完全ですべてが必要とされているってことね」

「人間は自然に必要とされているんだろうか?」
「人間社会では簡単に成功者になれるのにね」
「自然にも必要とされる人にならなきゃいけないね」
「もっと地球に触れることをしたほうがいいよ」
「野菜作りや草引きもできるだけやったほうがいいんだね」
「そうだよ」



  「お金のない社会の気持ち」(2013年10月19日)

「毎日どんな気持ちで生活するんだろうね?」
「ワクワクするよ♪」
「子どもの頃の遠足に行く前の晩みたいな感じ?」
「そうだよ」

「お金の要る社会では日曜日の晩は最悪だよね(笑)」
「お金のない社会では仕事に行くのが楽しみなんだよ」
「何で?」
「やってみたいこと、やりたいことだからね」
「それでもイヤになることはあるでしょう?」

「自分にふさわしくない職場だったら転職すればいい
 努力することは大切だけどね
 辛い仕事は健康にも良くないから転職は自由なんだよ」
「お金を稼ぐ必要がないから安心だね♪」

「遊園地に来た気持ちでいろんな仕事を体験すればね
 『次はどんな仕事をしようか?』って楽しめるんだよ」
「人生何度も生まれ変わった気持ちにもなれるよね」
「良いこと言うね~♪」
「だから人間成長が早くなるんだね♪」

「気持ちって大切なんだね」
「気を持つってことだから気も大切なんだよ」
「気って?」
「大きく言えば環境のことだと言えるんだよ
 人間は環境によって気持ちが大きく影響される
 とくに社会システムという環境にね」

「だからお金のないシステムという環境がいい?」
「そうだよ、楽しく成長できる環境なんだよ」
「なんだかワクワクするね♪」



  「お金のない社会は大人の社会」(2013年10月20日)

「お金の要る社会は義務教育のような社会だって
 言ってたような気がする(笑)」
「お金がないと生きていけないという制限の中で
 いかにして生存していくかを学ぶことと言えるね」

「お金を稼ぐために働かなければいけない
 日本に限らず納税という義務が課せられるんだよね」
「お金を手に入れるためにいかに犠牲が多いことか」

「子どもが『宿題があるから』と言えばお手伝いが
 免除されるという変な決まりごとがあるように
 お父さんが『お仕事だから』と言えば子どもとの
 約束が免除されるような決まりごとがある(笑)」

「お金を稼ぐことが義務になっているんだよ」
「義務を果たすためには許されることが多いんだね」

「その反面おかしなこともあるんだよ」
「どんなこと?」
「お金さえ稼げば働かなくても許されるってこと」
「働かなくてもお金は稼げるの?」
「そうだよ、マネーゲームっていうやつね」
「お金で遊ぶの?」
「そうだよ、お金さえあれば働かなくても良いってこと」
「変な社会なんだね」

「そしてボランティア活動というのがあってね
 活動をしている人たちは尊敬されているんだ」
「ボランティア活動って?」
「お金という報酬を貰わないで働くことだよ」
「見返りを求めないで働くって素晴らしいね」

「だからお金のない社会は大人の社会と言えるんだよ」
「ボランティア活動と同じなんだね」
「そうだよ、見返りを求めない人たちばかりなんだよ」
「奪い合いから与え合いの社会へと言うことなんだね」

「『子どもは得るために知恵を使い
 大人は与えるために知恵を使う』そう言うことだ」

早く義務教育を卒業したいですね。



  「お金のない社会は必然」(2013年10月21日)

「お金のない社会に興味のある人は多いみたいよ」
「そうだね♪」
「でも、もっと話題にする人が増えてもいいのにね」
「未知の世界を話題にすることは難しいかもね」

「アメリカにしても中国にしてもEUにしても
 もちろん日本にしても経済は行き詰っているよね
 それでも経済は正しいと思ってるのかな~?」
「経済活動が自然を破壊したことも知っているのにね」

「お金の問題ではなくお金の使い方が問題だと言う
 そういう議論もあったけどお金で解決することなの?」
「いくらお金はあっても解決しないよ」
「正しいお金の使い方で解決できないの?」
「それは出来ないね、お金が悪いのではなく
 お金がないと何もできないシステムが悪いんだよ」

「じゃあ、解決方法は?」
「お金の存在を無くすこと(笑)」
「やっぱりね~♪」

「人間の将来を考えるとお金の存在は障害になるんだよ」
「そう言えば自然にはお金は存在しないって言ってたね」
「人間の生活必需品はすべて自然からの恵みなんだよ」
「自然にお金を払う必要がないのならお金は要らない?」
「そう言うこと(笑)」

「自然と共存して自然を守りたいのならお金は要らない」
「お金のために自然や人の心まで荒廃してしまった(涙)」
「やはりお金のない社会の実現は必然と言えるんだね」

・ひつぜん【必然】(ヤフー辞書より)
必ずそうなること。
それよりほかになりようのないこと。
また、そのさま。「―の帰結」

「みなさんも真剣に考えてみませんか♪」
「子どもたちが安心して生きていける将来のために」



  「お金のない社会の罪と罰」(2013年10月22日)

「いろいろ話してきたけど
 お金のない社会になったからって
 すべての問題が解決できることって無いんでしょう?」
「そうだよ」

「お金のない社会になると犯罪が増えるって
 あたかも無法地帯みたいになると思う人もいるよ(笑)」

「面白いね(笑) じゃあ、一つ例え話をしてみようか
 見通しの悪い交差点で赤点滅と黄点滅の信号機がある
 それでも事故は無くならなかった
 そこで
 信号機をなくしてみたら事故が起きなくなった」

「なぜ?」
「信号機を信用していると信号を無視する人がいる時
 事故が起きるんだよ」
「信号を守らない人が悪いんじゃないか」
「規則さえ守れば安全だという安全神話だね(笑)」
「どっかで聞いた話(笑)」

「信号機をなくしたら何が起きるか?
 安全確認をたくさんするようになるんだよ。
 そして
 相手を先に行かせたほうが安全に早く行けることを学ぶ」

「そっか、我先にという気持ちが薄れるんだね。
 それでも犯罪は無くならないでしょう?」
「たしかにお金を原因とした犯罪はなくなるけど
 犯罪がまったくなくなることはないね」

「過失の事故とか他人への迷惑犯罪なんかは罰金という
 お金で償うことができるけど
 お金のない社会ならどうやって償うんだろう?」
「罪を犯す人は心の病だから病院へ入院する方法も
 あるけどね、償いは貢献労働が良いと思うよ」

「貢献労働って?」
「人がやりたくない危険な仕事や汚い仕事など
 労働力不足を解消するために貢献してもらうんだよ」
「いいかも?(笑)」

「どんな社会でも今のレベルでは犯罪は無くならない
 でもね
 お金を廃止することでレベルは徐々に上がるんだよ」

「お金の要る社会って
 罪を減らすために罰則を厳しくするけど
 お金のない社会って
 罪を減らすために意識を変えていくんだと思った」
「そうだね、互いに感謝し合えれば犯罪はなくなるよ」



  「お金のない社会は地球さんが喜ぶ」(2013年10月23日)

「何でやねん、地球さんが喜ぶって?」
「不法投棄と合法的不法投棄、合法投棄って知ってる?」

「不法投棄なら時々テレビのニュースで見たよ
 でも合法的不法投棄って何?」
「山間部にある産業廃棄物処分場のことだよ」

「知事の認可を受けた埋立処分場のことでしょ?」
「人間が許可しても地球さんは許可しないよ」
「そっか~」
「不法投棄で自然が汚されるのと同じことなんだよ」

「不法投棄を取り締まったり廃棄物の回収で
 けっこうお金は使われているらしいね」
「そんなお金があるのなら投棄場所を作ればいいのに」
「投棄場所って?」
「ここなら自由に捨ててもいいですよって所だよ」

「あ!わかった、大規模リサイクルセンターでしょ?」
「そうだよ(笑)」
「お金の要る社会でもできたはずでしょ?」
「それは無理なんだよ」

「なぜ無理なの?」
「回収にお金はかかる、分解にお金がかかる
 再利用するためにお金はかかるし新製品が売れなくなる」
「経済的には使い捨てがコストもかからず良いんだよ」
「大量生産・大量消費・大量廃棄は経済の鉄則だね(涙)」

「お金のない社会の便利なところは必要なことや
 やるべきことは何でも自由にできるってことなんだよ」

「大規模リサイクルセンターの役割は何なの?」
「すべての生産物の使わなくなったものを回収する所で
 そこでは修理できるもの、部品として再利用するもの
 溶解して原料として再利用するものに分類するんだよ」

「それでも再利用できないゴミは出るんでしょ?」
「最終的なゴミは無害化して焼却したり土に戻すんだよ」
「それなら地球さんは許可するでしょう♪」

「地球さんと言えば資源の無駄は多いよね」
「電気製品も車も機種や車種が多すぎると思わないか?」
「たしかに」
「部品も規格を統一して互換性が出来たほうがいいね」

「お金儲けのために作っているから無駄が多いよね」
「良いものを作りたいと願って作れば良いんだけどね」
「それと資源を無駄にしないってことね(笑)」



  「あなたと語り合ってみてください」(2013年10月25日)

身近な人に
「お金のない社会って実現すると思う?」
って聞いたら
「何をバカなこと言ってるの」
って。

「もっと身近な人と語り合ったほうがいいよ(笑)」
「もっと身近な人って?」
「あなたがあなたと語り合うの(笑)」
「私が私と語り合うの?」
「そう♪」

「どのように語り合えばいいの?」
「否定的に考える自分と肯定的に考える自分が
 検察官と弁護人が議論するみたいにね」
「そんな難しい話なんか出来っこないよ(笑)」

「難しい話をするんじゃないよ(笑)」
「簡単な話でいいの?」
「そうだよ」
「そう言えばニュースを見て考えると良いって言ったね」

「例えば『原発の再稼働は良いのか悪いのか?』とかね
 良いと思う理由と悪いと思う理由を語り合うの
 どちらの理由も意見を続けていると行き着く所があるの」
「行き着く所?」
「さあ、何でしょう?(笑)」

「わかった、お金でしょ?」
「そう、行き着く所まで語り合ってごらん
 自分の思考ではない所で何かが起きるから♪」



  「本当のあなたと語り合ったら」(2013年10月26日)

「自分の中に本当の自分が居るとしたら?
 本当の自分は何を考え何を語りたいんだろう?」
「本当の自分は思考の自分じゃないからね」
「何も考えないのならお話なんかできないよ」

「自分の中にはいろんな自分は居るけど
 本当の自分はすべてとつながっているんだよ」
「すべてとつながっているってどう言うこと?」

「一人の人(一つの細胞)が宇宙全体(体全体)の
 一部だと言うことよ」
「一滴の水が海の中に入ったのと同じことだよね?」
「そうだよ♪」

「本当の自分と語り合うってどういうこと?」
「思考の自分は自分の人生を左右するよね?」
「自分は思考で生きているからね」
「この社会はすべての思考で成り立っているんだよ」

「それで?」
「本当の自分と語り合うと思考の自分が否定されるよ」
「否定されるって?」
「生き方考え方が間違っているって」
「人間は何が正しいのかわかんないと思うよ」

「今の世界は変だと思うだろ?」
「たしかに」
「変だと思うなら本当の自分に問うんだよ」
「何を?」
「人間の生き方は自然に順応していないのか?」

「わかった!自然は本来あるべき姿って感じよね?」
「そうだよ」
「人間社会は本来あるべき姿じゃないってことなの?」
「本当の自分は本来あるべき姿なんだよ♪」
「だから本来あるべき姿に戻しなさいってことね?」

「本当の自分が目を覚ましたら涙が出てくるよ♪」
「わかる気がする、何となく胸がジ~んとする♪」

「本当の自分は自然と同じなんだよ。
 すべてとつながっているってわかるだろ?」
「うん、わかるよ」
「すべてとつながっているのに別々に分かれてる。
 それはお金の存在が原因なんだよ」
「なんとなくわかったような気がする」

「お金を得ることを正しいと思っているだろ?」
「たしかにお金は生きるために必要だからね」
「お金を否定することは生きることを否定すること
 それは自然では有り得ないことなんだよ」

「お金に意識が向いているから
 人の心も自然もないがしろになってしまったんだね」
「本当の自分が目覚めないと人間社会が崩壊するよ」


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